【オーストラリア】未経験からバリスタになる方法【カフェ】
こんにちは、ゆまです。
これは私の実体験に基づき、未経験からバリスタを目指す方のための手順を紹介します。
目次
- 履歴書づくり
- 熱意とやる気は最大の武器
1.履歴書づくり
オーストラリアで履歴書はCV,レジュメと呼ばれます。日本のような決まった型はないので、オリジナルで見やすく、目に留まりやすいものを作りましょう。
写真があると目に留まりやすいです。また、どんなことができるのか一目瞭然です。
未経験の人も、自分の強みをアピールしてください。バリスタコースで学んだ人はその写真も載せておくといいです。
料理ができる人はその写真(できればカフェで売っているようなスイーツ)を載せたり、サンドイッチ・エッグベネディクト・オムレツ・サラダなどのフードアイテムを載せてもOKです。キッチンもできる、バリスタのポジションを探しているかもしれません。
英語でコミュニケーションが取れることもとても大切です。
オーストラリアのカフェは地域密着型、お客さんもリピーターがほどんどで、コミュニティの中心になっていたりします。なので英語は最低限intermediateレベル必要です。日常会話ができることが最低条件だと思います。ですが、英語よりも大切なのが、コミュニケーションを楽しめるかどうか。英語がうまくなくても、笑顔で気持ちよく挨拶できるか、お客さんが楽しく過ごせるかが一番の必要スキルといっても過言ではありません。
2.熱意とやる気は最大の武器
初心者がバリスタを目指すため、ローカルカフェで働き始めるには、
- やる気と熱意
- 基礎知識
- 英語でコミュニケーションが取れる
- ほかの人にはない強み
が必要です。経験がなくて当たり前、今バリスタをしている人も、みな初心者から始めたのです。
やる気と熱意を一番に挙げるのには理由があります。ローカルカフェには毎日CVを配りに来る人がいます。しかし、ほとんどの人は未経験です。せっかくトライアルの機会を手に入れても、やる気が見られず、時間通りに来ない、業務も適当な人が多いです。
働きたいエリアのすべてのカフェにCVを配ってください。運が良ければトライアルの連絡がもらえます。初心者の場合、連絡がなくても当たり前です。何度もCVを配ってください。もし、お気に入りのカフェができたら、毎日通ってみるのもおすすめです。顔を覚えられて、仲良くなることもあります。
メンタリストDaiGoさんが良く紹介している心理作戦が使えます。”単純接触効果”です。人は、たくさん会う人に好感を持つという法則があります。
毎日通って、いろんな話をしてみてください。それだけでアピールできます。
働きたいカフェが見つかったら、あとはアタックです。
無料インターン
マネージャーの連絡先をゲットしましょう。スタッフにマネージャーがカフェに来る時間を聞きます。マネージャーに直接、無給でもお店に来て、働いてもいいか聞いてみてください。そして朝一番に行って朝の準備作業を手伝ったり、閉店作業を手伝います。コーヒー作りには関係ありませんが、これも業務の中の大切な仕事です。ほとんどのマネージャーは、来てもいい時間を教えてくれます。
私がローカルカフェで働いている経験上、ここまでする人はいません。なのでかなり印象に残るのと、店頭に出ていくつか仕事ができる人とそうでない人ではすでに大きな差ができます。
そうしたらきっと自然な流れでコーヒーをお客さんまで運ぶ仕事や、テーブルを片付ける仕事がもらえます。誰にでもできる仕事と思いきや、できない人がほとんど。
水滴一つ残さずふき取る、メニューや砂糖をきれいに元通りに並べる、カップを完璧に洗う、お客さんに完璧なGreeting(気持ちよく過ごしてもらうための発言、態度)ができるともう採用まですぐ。
ここまでコーヒーの知識や技術がなくてもこれます。ただ、ここからもうワンステップ踏み込むためには、少しの専門知識と経験が必要です。
バリスタ要請スクール
一日でバリスタの技術を簡単に教えてくれるコースがあります。まずはエスプレッソマシンに触れてみないと感覚がつかめないと思うので、一度体験してみるのがおすすめです。ここでは一からコーヒー作り、ミルクのスチール方法が学べます。エスプレッソマシンを使ってコーヒーを作ったことがあるかどうかで無給インターン後の採用率がかなり違うと思うので、試してみてください。
カフェにもよりますが、暇になる時間帯があります。そこを狙って、コーヒーを作らせてもらえるか聞いてみます。とにかくチャンスがあれば、できることをアピールしましょう。
バリスタとしての採用は最初は難しいかもしれません。でもコーヒーを作れるチャンスがある環境に身を置くことができればまた一歩夢に近づくことができます。その後もコーヒー作りのチャンスを逃さず、アピールし続ければ、もしだれかが辞めた時、一番先に声がかかるかもしれません。
日本人には当たり前のことでもオーストラリアで出来ていれば素晴らしいと褒められることがあります。時間前に出勤する、シフトは飛ばさない、月曜日にシックにならない、物の扱いが丁寧、笑顔で接客、基本的な掃除ができる、仕事中にスマホを見ない、など本当に基礎中の基礎ですが、できない人が多い!すでにそれが当たり前になっているあなたなら、オーストラリアでバリスタになるのも遠くないです。
完全初心者・凡人の私にできたならあなたにもできるはず。行動してみましょう!