【無知の知】哲学は人生を豊かにする【汝自身を知れ】
こんにちは、ゆまです。
発信を始めて、本当にやりたいことを思い出しました。
【哲学】です。今回は哲学とは何か知るための初期情報をまとめます。
哲学を簡単に説明すると、「考える学問」です。さらに言うと、すべての学問の始まりであり、哲学をしない人はいないと思います。「なぜ・どうして」と思うことがすでに哲学です。
- どうして昼と夜があるの?
- 水の30度は冷たいのに気温の30度は暑いの?
- カメレオンが皮膚の色を変えられるのはなぜ?
- 人によって幸せの定義が違うのはなぜ?
- 共感って本物?
- お化けが見える人と見えない人がいるのはどうして?
上の三つは科学が証明してくれました。
では、下の3つには答えがありますか?明確な答えはありません。一人は、「幸せとは自由な時間だ!」と自分で説を唱え、検証し、発信していますが、一方で、「幸せとは金銭的余裕だ!」と唱える人もいます。どちらも間違いでもなければ、すべての人に当てはまるわけでもありません。
哲学には、さまざまな分野があり、定義もいろいろですが、私は
「世の中の不思議に気づき、考える」ことだと思います。
一つの分野だけを勉強するもよし、いろいろ調べてみるもよし、今現在「なんで?」と思うことを研究するもよしです。
子どもが成長するとき、よく「なんで?」と聞いてきます。大人は「そんなもんだ」と考えることをあきらめてしまうことも、子供にとっては大切な学びです。
雨が降るとミミズが道路に出てくるのはなんででしょう。
お気に入りのパジャマでお出かけするのは悪いことでしょうか。
40歳の引きこもりはだらしのない人でしょうか。
無痛分娩は自然なことではないのでよくないのでしょうか。
マリファナとたばこは何が違うんでしょうか。
100均の食器と、伝統陶芸で作られた食器の違いってなんでしょうか。
世の中「なぜ」ばっかりではないですか?
「陶芸品は、陶芸家が丹精込めて時間を費やして作ったから価値があるんだ。」
価値ってなんですか?
「美しいフォルム、色彩、模様、時間の経過、職人のセンスが光っている作品につけられる値段や希少さ、大切に思う気持ちだ。」
あなたの思う価値と私の思う価値は同じですか?
こんな質問をしていると、人に嫌われます。(笑)
でも考えずにはいられない。そんな人はもう哲学者だと思います。
ソクラテスの有名な言葉に、「無知の知」というものがあります。
知らないということに気づくことという意味ですが、大人になると、大体の日常生活の経験から、知っていることが多くなり、「知らない」ということに気づけなくなります。
今までの質問に答えられますか?
「そういうものだ」
ではなく、科学的に、または自分の思いを言葉にして、なぜ自分かそう思うのかわかりますか?
自分はまだこの世の真理の1%も理解していない。なにも知らないんだ。
と自覚することから哲学は始まります。
何も知らないのに学ぶことをやめてしまったら、あとは無知のまま、老害として生きていくしかありません。
なぜと思うことがすぐに頭に浮かぶ人、ググってみましょう。
無知の無知の人、上記の質問の中から気になったものを選んで考えてみてください。
考えることはいつでもどこでも、無料でできます。
学ぶことは、机に向かって数列や外国語を覚えることだけではありません。
哲学は人生をを豊かにしてくれると思います。
- 人のDNAを改良してアルツハイマー病を未然に防ぐのは、いいこと?わるいこと?